- 脂肪を移動させて目の下のふくらみを平らにする手術
- 同時に目の下の凹みも治療が可能
- 注入なしで目の下の凹みを改善
- 顔に傷をつけない裏ハムラ法も選択できる
加齢などが原因で眼球を支えている靭帯がゆるむと、重力によって眼球が下垂し、その下にある眼窩脂肪が押されて前面に突出します。これが目の下のふくらみやクマ(影クマ)、たるみの原因となります。
ハムラ法・裏ハムラ法は、下まぶたを数ミリ切開して、目の下のふくらみやクマ(影クマ)の原因となる眼窩脂肪を移動させて固定し、同時に凹みの原因となっている靭帯と眼輪筋の処理を行って、平らな皮膚に戻す手術です。
ハムラ法は、さらに余った皮膚を取り除くため、特にたるみが強い方におすすめです。
裏ハムラ法は下まぶたの裏側を切開して手術するため、顔に傷をつけることなく、ダウンタイムも短いというメリットがあります。
目の下のふくらみ・たるみ・クマ取りには、ほかに「経結膜脱脂」という眼窩脂肪を除去する手術がありますが、ごくまれに目の上の凹みが悪化する場合があります。
ハムラ法・裏ハムラ法では脂肪を除去しないため、目の上が凹む心配がなく、むしろ目の上の凹みも若干改善するケースが多く見られます。
術前
術後(ハムラ法・1ヶ月後)
目の下のふくらみ、凹み、クマ(影クマ)、小ジワが一度に改善されています。
※裏ハムラ法では皮膚切除は行いません。そのため小ジワの少ない方が適応となります。
皮膚側からの切開
傷が目立ちにくい下まぶたのまつ毛の生え際に沿って皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除きつつ、ふくらみとクマの原因である凹みの改善を目指す手術です。
眼窩脂肪を凹んだ部位に移動して固定し、さらに凹みの原因となっている靭帯と眼輪筋の処理を行って、丁寧に皮膚を縫合します。
下眼瞼除皺術がシワとふくらみのみを改善させる手術に対して、ハムラ法は凹みも改善できるため、たるみがとても強い方におすすめです。
また脂肪注入を行わずに凹みを改善できるため、体の脂肪吸引に抵抗がある方も安心です。
瞼の裏側からの切開
下まぶたの裏側の結膜を切開し、ふくらみとクマの原因である凹みの改善を目指す手術です。
眼窩脂肪を凹んだ部位に移動して固定し、さらに凹みの原因となっている靭帯と眼輪筋の処理を行います。
結膜側を切開するため、顔の表面には一切傷をつけません。腫れや痛みもハムラ法に比べて少なく、抜糸の必要もありません。ダウンタイムも短いため、人気の手術です。
※組み合わせ施術が可能かどうかは、医師が診断します。