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まぶたの皮膚がたるんでる!?二重の幅が狭くなってきたら眉下リフトがオススメ!
まぶたの皮膚がたるんでる!?二重の幅が狭くなってきたら眉下リフトがオススメ!
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若い頃はしっかりした二重だったのに年を重ねるにつれて、まぶたの皮膚が被さり狭い二重幅になってきた・・・。

タイトルにあるように二重幅が狭くなってきたから、「より広い幅で二重整形をやり直したい」という方はとても多いです。確かにそれも一つの選択肢として間違いではないのですが、もっと自然に以前のまぶたに近づく方法があります。それがズバリ、眉下リフトになります。若い方でも余分な皮膚を除去することで、目が開きやすくなりパッチリした印象になります。このコラムでは眉下リフトの概要やおすすめポイントを紹介していますので、ぜひお読み下さい。

眉下リフトってどういう手術?

眉下リフトは、別名「眉下切開」とも呼ばれます。傷痕が眉毛のラインに一致させるように、または眉毛内に来るように皮膚を切開し、余分な皮膚や皮下組織を切除する手術になります。手術時間は大体30~1時間くらいで終わる手術です。目元の印象を大きく変えることなく自然に若返った印象になれると当院でも人気の手術になります。以前はまぶたのタルミが気になる40代以降の方が多く受けられる手術でしたが、最近では「目がパッチリした印象になる」「目が開くのが軽くなる」といった効果があるため若い方もたくさん受ける手術になってきました。

眉下リフトが向いている人とは?

眉下リフトが適応になる典型的な人は、以下のような人になります。

まぶたの皮膚がたるんでいる人

とくに目尻側の皮膚がたるんでいる人が良い適応になります。

上図は少し極端に書いてありますが、目尻側の皮膚を多めにとるようなデザインになります。もちろん目頭側のタルミも除去できないというわけではないのですが、目頭側のタルミをたくさん取ろうとすると、眉毛が生えている範囲を超えて切開線を目頭側に延長する必要が出てきます。目頭側に傷を作ってしまうと人によってはかなり目立つ傷になってしまうのです。「どのあたりのタルミが気になるのか」は手術前に担当医と入念に話し合った方が良いでしょう。もし目頭側のタルミの方が気になるという場合は、眉下リフトよりも二重ラインを切開して余剰皮膚を除去する「目の上のタルミ取り」の方が適応になります。

二重幅が年齢とともに狭くなってきて広げたい方

実際の診療では眉下リフトを選択せずに、埋没法で二重幅を広げる方も多いです。それはそれで良い選択だと思います。埋没法の方が明らかに手軽に受けやすいことは事実です。しかし、あまりにも皮膚のタルミが強い方が埋没法で無理やり二重幅を広げてしますと、二重ラインの下に皮膚が余ってしまい、ブヨブヨした不自然な二重になってしまうことが多いです。埋没法の場合は必ず術前にシミュレーションするのでそこで仕上がりをしっかりイメージしましょう。担当医に「埋没法と眉下リフトのどちらがおすすめか」を訊いてみると、率直なアドバイスを貰えます。

まぶたが厚ぼったい方

実は眉下リフトはそこまでタルミが気になっていなくても厚ぼったいまぶたの方にオススメの手術となります。埋没法のオプションで「まぶたの脂肪取り」というメニューがありますが、それでは眼窩脂肪しかとることができません。眼窩脂肪は奥深いところにある脂肪なので、除去してもそこまでまぶたがスッキリしないのです。眉下リフトでは皮下脂肪だけでなく、ROOFや眼窩脂肪といった脂肪も除去できますし、眼輪筋まで除去可能なのでとてもスッキリしたまぶたにすることが可能です。下図のようにROOFや眼輪筋は皮膚直下に存在し、まぶたの厚ぼったさや将来的なタルミに大きな影響を及ぼしているのです。またこのROOFや眼輪筋は眉下リフトか二重切開と組み合わせることでしか除去できない脂肪になりますので、まぶたの厚ぼったさにお悩みの方には眉下リフトとの同時施術が大変オススメです。

まぶたが凹んでいる、目を開くのに重さを感じる方

まぶたの凹みや目を開くときの重たさは、軽度の眼瞼下垂の症状としてでることが多いです。たわんだ皮膚が眉下リフトで余分な皮膚を除去することによりピンと張って凹みが目立ちにくくなったり、まぶたを開くときの抵抗(開瞼抵抗)が減って開きやすくなる効果が期待できます。ただし眉下リフトでこれらの効果はそこまで大きくないため、眼瞼下垂の症状が中等度以上の方は先に眼瞼下垂手術を優先した方が良いです。

眉毛から目までの距離を縮めたい方

目と眉毛の間の皮膚を切り取るため物理的に距離が縮まりますし、開瞼抵抗が減ることにより額の筋肉の過緊張が取れて眉の位置が下がる効果があります。

眉下リフトのダウンタイムは?

眉下リフトは埋没法に比べて比較的ダウンタイムの長い手術となりますので注意が必要です。まず手術時間は大体40分ほどの手術になります。創部を縫合しますので、5〜7日後に抜糸が必要になります。術後の痛みはそこまで強くありませんが、内出血は1〜2週間程度出ることがあります。抜糸の翌日から傷口にメイクをすることが可能です。「他の人にバレたくない!」という方は抜糸までの1週間程度、学校や仕事のお休みを取ると安心でしょう。また傷痕自体は眉毛の下のラインに一致するようにできるためあまり目立たないのですが、1〜2ヶ月程度は赤みの出る時期です。術後3ヶ月以降は傷が白っぽくなりほとんど目立たなくなるのですが、完全に傷がなくなるわけではありません。コンタクトレンズは普段通り着用可能ですし、眉のアートメイクをしていても問題なく手術は受けられます。

眉下リフトの症例写真を公開!

当院で眉下リフトを受けられたモニター様の写真です。左瞼(向かって右側)にあるホクロの位置に注目して見て下さい。

施術前と施術後の写真を比較するとホクロの位置が上にずれているのが分かると思います。また二重の幅にも注目すると明らかに幅が広がっています。余分な皮膚をとるだけでここまで変化が出るのです。また傷もほとんど目立たない状態になっています。

 

眉下リフトの傷は目立つ!?

眉下リフトの傷は眉のラインに一致するようにデザインするため、完成してしまえば先に載せた症例写真のようにほとんど目立たなくなります。しかしダウンタイム中の傷が気になるという方も多くいらっしゃるため、傷が一番目立つ時期の写真を公開します!それが以下になります。

手術17日後の写真です。この頃くらいから傷が赤くなり始め、ダウンタイムの中でも傷が一番目立つ時期に入ってきます。2〜3ヵ月程度経つと傷の赤みが取れてほとんど目立たなくなります。

この写真を見てみると「意外にそこまで目立たないな」と思われる方も「結構目立つな!」感じる方もいらっしゃると思います。当院では抜糸後からお化粧可能ですので、ファンデーションやコンシーラーを使用したり眉を描いてしまえば、この程度の傷は十分カバーできるでしょう。

当院の眉下リフトの紹介ページはこちら

私は日本美容外科学会認定の美容外科専門医を取得しており、眉下リフトの経験も豊富ですので、ご興味を持って頂いた方はぜひ当院へご来院いただければと思います。

当院では電話予約(048-767-5900)の他にも、このホームページの右上にある「WEB予約ボタン」や公式LINEからのご予約に対応しております。

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