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PRPってよく聞くけど何なの!?今更きけないことを美容外科医が解説します!
PRPってよく聞くけど何なの!?今更きけないことを美容外科医が解説します!
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美容医療分野ではもちろん、スポーツ選手も肘の靭帯を痛めた時などに行なっているPRP療法。PRPは今、大注目の先進の再生医療です。このコラムではPRPについて美容外科医が詳しく解説しています。今後PRP治療を行うことをお考えの方はぜひ最後までお読みください!

PRPとは一体何!?

PRPはplatelet-rich plasmaの頭文字をとった言葉であり、日本語だと多血小板血漿といいます。要するに「血小板を多く含んだ血液成分」という意味ですね。だいたい15mLほどの採血を行い、抗凝固剤と混ぜ合わせてから遠心分離機にかけることで作成します。

PRPはなぜ効果が出るの!?

血小板内から放出される様々な細胞増殖因子(サイトカイン)により細胞増生や組織の増生を促します。たとえば、肌に注射することによって真皮層のコラーゲンが増えて肌にハリが出たり小ジワが改善する効果が期待できます。

PRPはどんな治療に使われているの?

PRPは美容目的ですと、真皮を主としたコラーゲン増生によるシワ治療やハリのある皮膚の獲得を目的とするのが代表的です。他に育毛治療にも使用されていますし。脂肪注入の際にPRPも混ぜることで脂肪の定着が良くなったりもします。また手術と組み合わせることによって、術後の傷の治りを早めてくれたり、腫れを抑える効果も期待できます。

実はスポーツ選手もPRP治療を受けている!

PRPは痛んだ組織を修復してくれる効果があるので、関節の治療にも有効で整形外科で多く使われています。試しに『PRP  野球』などで検索してみてください。とても有名なスポーツ選手たちもPRP療法を行なっていることが分かると思います。

PRP療法が受けられるのは限られた施設だけ!

PRPは先進の再生医療であり実施するには、再生医療等安全性確保法に従った再生医療製品等加工施設の届け出と、認定再生医療等委員会と厚労省からの認可が必要となります。もちろん、当院は正式に認可を受けたクリニックですのでご安心ください!

成長因子を添加しているPRPには注意が必要!

一部のクリニックで、PRPにFGF【Fibroblast Growth Factor(線維芽細胞増殖因子)】を混ぜで注射しているクリニックがあります。他院のことを悪く言うのは心苦しいのですが、美容外科専門医の立場からみると、FGFを混ぜたPRPを注射するのは絶対にやめておいた方が良い治療です。この方法は自己組織由来の治療というPRP療法の利点から外れていますし、実は認可を受けていない投与法なのです。なんのためにそんな治療をしているクリニックがあるかというと、「簡単にボリュームを出すことができるから」です。額や目の下、頬のこけた部分に注射することが多いようです。

なぜこの治療はオススメできないかというと、皮下硬結(しこり)ができたり、脂肪が異常に増殖して顔が膨らんでしまうことがあるためです。しかもこの副作用は予測が非常に難しい上に、除去する場合は外科的に切除するしかないのです。PRPに関してはあくまでも肌質の改善やシワ治療、傷口の治りを早める目的で使用するべきで、輪郭の凹みにボリュームアップ目的で使用するのはおすすめしません。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

私は日本美容外科学会認定の美容外科専門医を取得しており、PRPに対する知識・治療経験も豊富ですので、ご興味を持って頂いた方はぜひ当院へご来院いただければと思います。

当院では電話予約(048-767-5900)の他にも、このホームページの右上にある「WEB予約ボタン」や公式LINEからのご予約に対応しております。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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